そんなもんさ

感じたこと思ったことの記録のようなもの。

贅沢だと思う。

V6はことごとく贅沢なグループだなと感じる。

学校へ行こう」が終了してから個々の仕事の方に力を入れ、それぞれがそれぞれの分野で認められ、活躍する姿を見ていると、本当にそう思う。

一つのグループを好きになって、食に関して珍しいものを見ても、長野くんなら食べてるのかもしれないなあという楽しさを与えてくれていたり、ドラマや舞台、ミュージカルは元から大好きで、俳優としての彼らの評判は知っていたが、より一層彼らが出演する作品を見てみたくなった。特に早く起きなくてもいい日に早起きして、朝の情報番組を欠かさず見るようになったのも、V6を好きになってからだ。前から少し気になっていた日本文化をもっと知りたいと思えたのも、同じく好きになってからだ。

案外これは違うグループでも言えることなのかもしれないが、今まで一つのものを好きになってこれほどまで幅広く興味が広がったことがなかったので、とても贅沢なことだなあと思った。そしてそんな幅広さを見せてくれた6人が、V6としてまとまった時に見せてくれるものが、とてつもなく大好きだ。

 

ほかにも、一つのグループを好きになったはずなのに、気がつけば二つのグループも一緒に追っているとろこも、贅沢かもしれない。一粒で三度美味しい、一つの深い深い沼(敢えてそう表現させていただきます)だと思ったら隣にも沼が繋がっていたような気分である。

V6と同じメンバーであるはずなのに、20th century、coming centuryそれぞれがそれぞれの色を見せるというところも面白い。ただアルバムやコンサート内だけでのユニットではなく、そのグループとしてCDもリリース、しかもアルバムまで出しており、更にはコンサートまでもやっている。そういったことは、ほかのアイドルグループでもあまり見かけないものではないのかなあと思う。

そしてV6の中に2つのグループがあることによって、コンサートの演出などにも幅を利かせることにもなるのだから、すごい。トニセンが捌けてる間にカミセンが、とか、その逆もまたしかり。

 

それから、飛び道具にもなり得る森田くんと三宅くんの声、それを支える基盤となる伸び伸びとした歌声の坂本さん、ソウルフルな印象を受ける井ノ原くん、そして優しく柔らかい長野くんの声、繊細さと時に力強さを見せる岡田くんの声。

6人それぞれが個性のある声質であるから、楽曲の幅の広さはもちろん、一曲一曲の歌割りなども、んんー!!このフレーズをこの人に振り分けたのかぁ!!といった面白さもある。

冒頭で個々での活躍について触れたが、そんな6人がアイドルとして歌って、踊ってるなんて本当に贅沢だと思う。

 

そして、こんな風に贅沢だと感じられるグループになったのも、偏に6人が努力した結果である。年齢を重ねるごとに魅力が増していく6人に、きっとこれからも魅了されるのだろうし、見ていたいと、そう思わされるのだろう。